富士ロックの帰りに温泉でスマホを守った話
富士ロックの帰り道、汗と雨と泥でかなりの状態になっていたので、家に帰る前に近くの温泉へ寄ることにした。ライブ中はスマホを何度も取り出したし、天気も安定しなかったので、端末はすでに少し湿っぽい感じだった。
そのときは「温泉でゆっくりしてから帰れる」としか考えていなかったのだけど、脱衣所で服を脱ぎかけたところ、スマホを危うく浴場へ持ち込むところだったと気づいた。ほんの少し確認が遅れていたら、水没事故になっていたと思う。
フェス帰りの温泉は最高だった
会場から駅や駐車場へ向かう人の流れは、いつもの帰宅時間とは違う独特の疲れ方がある。足は重く、服は汗と雨で不快。それでも、温泉の看板を見つけると急に元気が戻ってきた。
施設に入ってからは、靴を脱いで券売機を操作し、ロッカーの場所を確認した。スマホで時刻表を調べたり、同行者へ「先に入ってる」と連絡したりしたあと、いつもの癖でポケットに入れたまま脱衣所へ進んでしまった。
ポケットの中身を最後に確認した
脱衣所で上着を脱ぎ、ズボンを脱ごうとしたとき、ポケットが少し膨らんでいることに気づいた。手を入れてみると、そこにはケースに入ったスマホが残っていた。浴場の入口までは数歩しかなく、気づかなければそのまま持ち込んでいたはずだ。
普段なら家やホテルで服を脱ぐ前に机へ置くので、こういうミスはあまりない。フェス帰りで疲れていたこと、雨具やタオルなど荷物が多かったこと、早く湯船に入りたかったことが重なり、確認が雑になっていた。
防水ポーチが事故を止めてくれた
この日は念のため、小さな防水ポーチをバッグに入れていた。海やプールへ行く予定があったわけではなく、雨対策と、濡れたタオルを分けて入れるために持ってきたものだった。
スマホをポーチへ入れてから、ロッカーの奥にしまい、鍵を手首に付けた。もし防水ポーチがなければ、脱衣所の棚に置くか、バッグの中へそのまま戻すことになり、取り出すときに床の水滴や濡れた衣類で端末を濡らしていたかもしれない。
温泉でスマホを使わない安心感
浴場に入ってしまうと、スマホが手元にないことが意外と快適だった。SNSを確認する必要も、写真を撮る必要もない。フェスの音や人の多さから離れ、湯の音だけを聞いていると、ようやく一日の疲れが抜けていく感じがした。
ただ、脱衣所にスマホを持ち込む人は少なくない。施設によっては浴場内への持ち込みを禁止しているし、持ち込めたとしても、蒸気や水滴、濡れた手による操作で故障する可能性がある。防水性能がある機種でも、充電口やスピーカー部分まで完全に安心とは限らない。
帰り道の充電も油断できない
温泉を出たあと、帰りの電車を待ちながらスマホを使おうとしたが、バッテリーはかなり減っていた。フェス中の撮影、地図、連絡、電子チケットの確認で、朝からずっと酷使していたからだ。
暇つぶしにゲームを起動するとさらに電池が減るので、帰宅までの使い方には気をつけた。スマホの電池を長持ちさせる設定については、以前書いたスマホゲームの記事も参考になる。フェス帰りは充電できる場所が限られるため、画面の明るさを下げ、必要なときだけ通信するくらいがちょうどよかった。
連絡手段を守る意味
富士ロックのような大きなイベントでは、同行者と連絡が取れなくなるだけでもかなり困る。電波が混雑してメッセージが遅れることもあるし、集合場所を確認するためにスマホが必要になる場面も多い。
会場で知り合った人や、次のイベントへ一緒に行く人と連絡先を交換することもある。旅先やフェスでのつながりを広げる手段として、旅行仲間探しのサービスを使う人もいるかもしれない。だからこそ、スマホを水没させて使えなくするリスクは、端末代だけの問題ではない。
次の遠出で忘れない準備
今回のことをきっかけに、温泉やプールへ寄る可能性がある遠出では、出発前に荷物を少し分けておくことにした。スマホを入れる場所と、濡れたものを入れる場所を決めておけば、現地で迷いにくい。
特別な道具を大量に持っていく必要はない。大切なのは、疲れて判断力が落ちているときでも、機械的に確認できるようにしておくことだ。
- 防水ポーチをバッグの取り出しやすい場所に入れる
- 脱衣所では服を脱ぐ前に全ポケットを確認する
- ロッカーへ入れる前にスマホの通知と充電状態を確認する
- 濡れたタオルや雨具はスマホと別の袋へ入れる
- 帰りの交通情報を必要なぶんだけ事前に保存する
- モバイルバッテリーと短い充電ケーブルを準備する
温泉から出たあと、ポーチの中のスマホを見て、無事だったことに少し安心した。水滴ひとつ付いていなかったので、ポーチを持ってきたことも、脱衣所でポケットを確認したことも正解だったと思う。
帰宅するまでがフェスだった
帰りの電車では、撮った写真を整理しながら、会場で見たステージや食べたものを思い出していた。あのままスマホを浴場へ持ち込んでいたら、楽しかった一日の最後に、修理やデータ復旧の心配をすることになっていたはずだ。
フェスや旅行では、現地での出来事に気を取られて、帰り道の細かい準備が後回しになりやすい。けれど、温泉に寄る予定があるなら、防水対策とポケット確認だけは早めに決めておくと安心できる。
次に富士ロックや遠方のイベントへ出かけるときは、防水ポーチを荷物の奥へ押し込まず、すぐ使える場所に入れておこう。楽しい記憶と連絡手段を無事に持ち帰るところまで含めて、遠征を楽しみたい。