プロコンを買うか迷って結局純正を使い続けている理由
Nintendo Switchを手にしたとき、最初に箱から出てきたJoy-Conをそのまま使っていました。後から周りの人たちから「Proコンのほうが格段に遊びやすい」と聞いて、いつか買い替えようかなと考えるようになったのは事実です。けれど、もう何年も経つのに、いつの間にか純正コントローラーを握ったままゲームを楽しんでいる自分がいます。
あれこれと比較しているうちに、結局のところ純正でも十分に楽しいじゃん、という結論に落ち着いてしまうのです。今回は、そんな私がProコンを前にして逡巡する理由と、それでも手を出せずにいる背景をまとめてみたいと思います。
純正コントローラーで十分だった最初の頃
Switchを買ったばかりのころは、そもそもゲームの腕前がそこまで高くないこともあり、Joy-Conの操作感に対する不満を感じる場面はほぼありませんでした。スプラトゥーンをプレイしていても、エイムが甘いのは自分の責任であって、コントローラーのせいだとは思えないくらいのレベル感だったのです。ドラマや映像配信をリビングで楽しむ用途が中心だったこともあり、コントローラーに特別な機能を求める発想自体がありませんでした。
そんな姿勢で数年を過ごしてきたせいか、新しいものを買う決断をするタイミングをことごとく逃してきた気がします。大きなキャッシュバックキャンペーンがやってきても「今月はちょっと厳しいな」と先送りにし、仕事が忙しくなってくると「今買うべきものじゃない」と自分に言い聞かせてきました。結果として、ずっとJoy-Conを握っている生活が続いています。
プロコンの魅力には確かに惹かれる部分がある
とはいえ、Proコンの評判が悪いわけでは決してありません。グリップがしっかり握れる構造になっているため、長時間のプレイでも手が疲れにくいという話はよく耳にします。実際に店頭で触らせてもらったときも、親指と人差し指で操作するスティックやボタンの押し心地がJoy-Conとは違う感覚で、これはこれで確かに良さそうだなと実感しました。HD振動が細かく調整できる点も、ゲームへの没入感を求めるユーザーにとっては大きな魅力でしょう。
特に据え置きスタイルでモニターやテレビにつないで遊ぶ時間が長い人にとって、あのフィット感は純粋に憧れます。視線を画面に固定したまま、コントローラーの重みで手がずれていく感覚がないというのは理に適っていますし、ワイヤレスアダプタを介して別売りの有線イヤホンも差せるという拡張性の高さも見逃せません。
価格を見直すたびに立ち止まってしまう
そんな魅力がありながらも、私がなかなか購入に踏み切れない最大の理由は、価格に手が止まってしまうところにあります。正規のProコンは定価で見てしまうと、Joy-Conの追加購入と並べたときにかなり贅沢な買い物に感じてしまうのです。新作のソフトが買えてしまう金額であることに加えて、互換品や非公式ブランドから出ている類似品との価格差も馬鹿になりません。キャンペーンやタイムセールのようなタイミングで安く手に入るなら話は別ですが、そもそも普段ゲーム機本体以外の買い物を控えている身としては、勢いで注文ボタンを押すのが難しいところです。
少しでもお得に買いたい気持ちが強いときは、セール情報のまとめをチェックしたりするのですが、調べてみると使っているうちに「今じゃなくてもいいか」というモードに戻ってしまうのが困ったところです。
持ち心地と操作性は実際に比べてみると奥が深い
Proコンを店頭で試した経験と、自宅でJoy-Conを握っている経験を比べると、どうしても気になるのはフィット感の違いです。Joy-Conは小さくて軽いぶん、据え置きスタイルで何時間もプレイしていると、もち手がじわじわと疲れてきます。その点、Proコンは両手で包み込むような自然なホールド感があって、これが長時間プレイに耐える設計なのだと納得できました。
ただ、それはあくまでアクションゲームやシューティングゲームを本気で遊ぶ前提の話であって、私がメインで触っているゲームジャンルなら、そこまで握り心地に大きな不満を感じていないのも事実です。Nintendo Switchで配信されるドラマを見たり、軽いパズル系で息抜きをしたりといった使い方が中心だと、コントローラーの形状がそこまでネックにならないのですね。
充電環境とケーブルまわりのわずらわしさ
Proコンのもうひとつの特徴として、USB Type-Cでの充電に対応している点が挙げられます。これはJoy-Conと変わらない仕様ですが、Joy-Conの場合、本体に直接差し込むだけで充電ができるのが手軽です。Proコンも単体で充電はできるものの、置き場所を決めて別途充電ケーブルを挿すというひと手間が必要になるため、床に座って遊ぶことが多い私のスタイルだと、ついケーブルの取り回しを面倒に感じてしまいます。
しかも、Joy-Conは本体にカチッと装着しておけば、スリープ時の充電のついでに勝手にチャージが上がっていきます。私は寝る前にSwitchをスリープにすることが多いのですが、その流れでそのまま翌日に持ち越せる楽さを一度覚えてしまうと、もう戻れません。
故障やサポート面の安心感も地味に大きい
長くゲーム機を触っていると避けて通れないのが、コントローラーの故障リスクです。Joy-Conはスティックのドリフト現象が話題になりがちで、私も一度だけ新品交換の手続きをした経験があります。そのときに感じたのは、Nintendo純正品だからこその対応の安心感でした。公式のサポート窓口に連絡すれば、保証期間内であれば意外とスムーズに対応してもらえたのです。
一方、互換性のあるサードパーティ製のコントローラーは、価格面での魅力がありますが、品質にばらつきがあるのも否めません。有名どころを選べば当たりを引けるのかもしれませんが、せっかく買ったばかりなのに調子が悪い、というリスクを毎回抱えるのは精神衛生上あまりよくなさそうです。その点、公式であればある程度の品質は担保されているという信頼感が手堅く残ります。
結局のところ純正を選び続けてしまう心境
あれこれ悩んで、結局いつも純正を使い続けてしまうのは、ひとことで言えば「わざわざ買う動機が薄い」ということに尽きます。今の環境で困っていることが特にない以上、新しいものに手を出す必要性を感じにくいのが本音です。ほしくてうずうずしているなら話は別ですが、私の場合、欲しい気持ちはありつつも、優先順位としては他の出費に譲ってしまいがちです。
それに、ゲームを遊びたい時間というのは案外短く、ちょっと遊ぶだけなら今ある環境で十分すぎるほど足りてしまいます。そんな使い方をしている限り、当分の間はJoy-Conを握ったまま夜更けにスプラトゥーンに興じる日々が続きそうです。
読んだみなさんがそれぞれの判断でコントローラーを選んでくれたら、それだけで私としては嬉しい限りです。ゲームも日記も、続けることそのものが一番の楽しみです。おふとんでだらだらする時間を大切にしつつ、これからもSwitchのある生活を楽しんでいきたいと思います。気になる方はLINE関連の記事ものぞいてみると、生活まわりのヒントが見つかるかもしれません。