寝落ちゲームを終わらせるタイマー付きプレイの習慣
ベッドに入ってからゲームを始めると、少しだけ遊ぶつもりがいつの間にか画面を見たまま眠っている。Nintendo Switchを手にしたまま朝を迎えたり、充電が切れるまで放置していたりすると、睡眠の質も翌日の気分もいまひとつになりやすい。
ゲームそのものを我慢するより、「遊ぶ時間を先に決めて、終了の合図が来たら手を止める」仕組みにしたほうが続けやすかった。そこで始めたのが、寝落ちしながらゲームする状態をやめるためのタイマー付きプレイだ。
寝落ちが起きる流れを分解する
寝る前のゲームで問題になるのは、プレイ時間が長いことだけではない。布団の中は体が休む姿勢になっているため、操作のテンポが落ちたり、同じ場所を周回したりするうちに意識がぼんやりしてくる。眠気を感じた時点では、すでにセーブや電源オフをする気力が残っていないことも多い。
特に、デイリー報酬の受け取りやレベル上げのように「あと少しで終わる」作業が続くゲームは区切りを作りにくい。ドラゴンクエストウォークのように短時間でも進められるゲームでさえ、イベント確認やこころの整理を始めると、予定より長く遊んでしまう。
だから、眠くなったら終わるという判断に頼らないことにした。眠気は終了のサインではあるものの、そのときには判断力も弱っている。眠くなる前に、外部のアラームでプレイを切り上げるほうが実行しやすい。
先に終わる時刻を決めておく
タイマーは「何分遊ぶか」より「何時に終わるか」で設定している。たとえば23時30分に寝たいなら、23時00分に終了アラームを鳴らす。残り30分はセーブ、歯みがき、充電、布団に入るまでの余白だ。
最初から長時間のゲームを禁止すると反動が出るので、平日は30分から45分程度にしている。休日は少し延ばしてもよいが、終了時刻だけは固定する。遊ぶ量を毎日同じにするより、眠る前の流れを同じにするほうが習慣として定着しやすい。
タイマーをセットするときは、次のように終了後の行動まで決めておくと、アラームを止めて再開しにくくなる。
- アラームが鳴ったらセーブ画面を開く
- 本体を充電器につないで画面を閉じる
- 水を飲んで洗面所へ向かう
- 布団ではゲーム機を手の届かない場所に置く
スマートフォンの時計アプリでも十分だが、ゲーム機の音に埋もれることがある。小さな振動では気づかない場合もあるため、音量や置き場所を調整して、確実に聞こえる合図にする。アラーム音をゲームの終了音に近づけると、切り替えのきっかけとして覚えやすい。
Switch側にも終了しやすい環境を作る
Nintendo Switchには、遊びすぎを把握するための「みまもり設定」がある。厳密に強制終了させる目的でなくても、プレイ時間を見えるようにするだけで、「今日はすでに長く遊んでいる」と気づきやすくなる。自分ひとりで管理する場合も、記録を確認できるのは便利だ。
本体のスリープを使うか、ソフトを終了して電源を切るかも決めている。短時間の中断ならスリープで構わないが、寝る前はソフトを終了するほうが再開の誘惑が少ない。Joy-Conを本体に戻し、画面を伏せるところまでをプレイ終了の動作にしておく。
テレビにつないで遊ぶ場合は、テレビ側のスリープタイマーや自動電源オフも有効だ。画面だけが消える設定にしておけば、ゲームの終了を忘れても夜通し表示されるのを防げる。ただし、機器の自動オフを任せきりにするとセーブの確認ができないため、あくまで保険として使う。
寝る前に向くゲームと向かないゲーム
タイマー付きプレイを始めても、終了地点が作りにくいゲームを選ぶと失敗しやすい。対戦ゲームや探索型の作品は、負けを取り返したくなったり、目的地に着くまで止めにくかったりする。眠気が強い時間帯には、刺激の強さよりも中断しやすさを基準にしたい。
最近は、寝る前に遊ぶ作品をあらかじめ決めている。ストーリーを一気に進めたいゲームは休日の昼間に回し、夜は短い区切りがあるものだけにする。ゲームの種類を切り替えるだけでも、「もう一回だけ」という延長がかなり減った。
寝る前の候補として扱いやすいのは、次のようなタイプだ。
- 一回のプレイが数分で終わるもの
- セーブ地点がこまめに用意されているもの
- 周回や整理を途中で中断できるもの
- 音や光の刺激が比較的穏やかなもの
ゲーム以外の記事を少し読む時間に切り替えるのも、画面から離れる準備になる。寝る前の生活や夜の過ごし方を見直すきっかけとして、関東限定の記事を読むような寄り道を挟むのも悪くない。ゲームの続きではない行動を一つ入れると、気持ちを別の方向へ移しやすい。
続けるために記録を軽く残す
タイマーで終われた日は、スマートフォンのメモに「終了できた」と一言だけ残している。細かなプレイ時間や睡眠時間まで記録しようとすると面倒になるので、成功したかどうかだけを見えるようにする。数日続くと、寝落ちした日との差も自然に分かってくる。
アラームを無視してしまった日があっても、仕組み全体をやめないことが大切だ。疲れている日は15分に短縮し、布団の中ではなく机で遊ぶ。ゲームを起動する前にタイマーを設定するという順番だけ守れば、失敗しても翌日に戻りやすい。
自分に合った終了ルールは、次のようにシンプルなほうが扱いやすい。
- 遊び始める前に終了時刻を決める
- アラーム後はセーブして本体を片づける
- 夜は中断しやすいゲームを選ぶ
- 眠気が強い日はプレイ自体を短くする
寝落ちを完全になくすことより、眠る前にゲームを終える回数を増やすことを目標にしている。今夜遊ぶ予定があるなら、起動する前に終了時刻を決め、いつもより少し早いタイマーをセットしてみる。アラームが鳴ったら画面を閉じ、ゲームの続きは明日の楽しみに回そう。