LINEアカウント乗っ取り対策で実際にやった地味な設定まとめ

最近、周りでLINEアカウントを乗っ取られたという話をちらほら聞くようになりました。友人の画面から突然怪しいメッセージが来たり、知らないグループに勝手に追加されていたり……。正直、自分は大丈夫だと思っていましたが、他人事ではないなと思い直して、慌てて設定を見直すことにしたのでした。

とは言っても、何か大げさなセキュリティソフトを入れたり、難しい専門知識が必要なわけではありません。地味な設定の積み重ねで、ある程度リスクを下げられるはずです。今回は、私が実際にやってみた設定をまとめておきます。特別なスキルは不要なので、同じように心配な方の参考になれば嬉しいです。

パスワードは誕生日や連番を避ける

まず一番手っ取り早いのがパスワードの見直しです。今まで適当にしていたのですが、「123456」とか生年月日みたいな分かりやすい文字列は論外でした。LINEの場合、電話番号だけでログインできる仕組みもあるので、パスワードを甘くしていると意外と簡単に突破されてしまうんですよね。

私は今まで使っていたパスワードを全部別の文字列に変えて、さらに他のサービスと被らない独自のものにしました。覚えられないのでパスワード管理アプリを使っていますが、こういうアプリはランダム生成してくれるので便利です。定期的に変える必要はないという考え方もありますが、漏洩が確認されたサービスを使っていた場合は、即座に変えたほうがいいでしょう。

二段階認証は確実にオンにする

LINEには二段階認証があります。これを設定していない人が周りに意外と多い印象です。設定自体はLINEアプリの「設定」から「アカウント」を選び、「二段階認証」をオンにするだけ。メールアドレスを登録する形で、そのメールアドレスに確認コードが飛んでくる仕組みになっています。

ここで地味に重要なのが、登録するメールアドレスを普段使い慣れているものにすることです。いちいち開かないメールアドレスを登録していると、認証コードを見落としてログインできない事態になりかねません。私も最初はあまり使わないアドレスを入れていましたが、メインのアドレスに変更しました。

認証方法 手軽さ 安全性 おすすめ度
電話番号のみ ◎ △ 低い
メールアドレス認証 ○ ○ 中くらい
二段階認証あり ○ ◎ 高い

上の表を見ると、メールアドレス認証と二段階認証の組み合わせがいちばんバランスが取れていることが分かります。二段階認証を設定する前は不安でしたが、今ではもう手放せません。

連携済みデバイスの整理は定期的に

LINEは同じアカウントで複数の端末からログインできます。これが便利な反面、古いスマホやタブレットをそのまま放置していると、知らない間にログインされたままになることがあります。設定の「アカウント」から「連携中の端末」を開くと、今ログインしているデバイスの一覧が見られます。

私の場合、昔使っていたiPadがそのままリストに残っていて、内心ヒヤッとしました。慌ててログアウトしたのですが、こんな形で知らない端末がアクセスできる状態になっていたとは……。最近は使っているものだけを残すように、こまめにチェックしています。

QRコードログインは慎重に扱う

PC版のLINEはQRコードでログインするのが一般的ですが、ここでもセキュリティを意識する必要があります。怪しいサイトに表示されたQRコードを安易にスキャンすると、アカウント情報をそのまま渡してしまう可能性があるからです。PC版の使い方はPC版LINEのバックアップ手順でまとめてあるので、合わせて確認しておくと安心です。

特に外出先で人のPCを借りたときなどは要注意です。私も以前ネットカフェのマシンでログインしたことがありますが、後から考えるとちょっとドキッとしますね。カフェや図書館の共用端末では、LINEに限らず個人情報を扱うサービスには触らない方がいいでしょう。

ログイン通知をオンにしておく

LINEには、ログインや新しい端末からのアクセスがあったときに通知を飛ばす機能があります。これ、知っておくと結構便利です。設定画面で「ログイン通知」を有効にしておけば、身に覚えのないログインがあればすぐに分かります。

私自身、夜中に通知が鳴って驚いたことが一度あります。確認してみたら海外IPからのアクセスで、即座にパスワードを変更しました。これがなかったら、ずっと気づかなかったかもしれません。通知をオフにしている設定をたまに見かけますが、これは絶対にオンにしておくべき設定だと感じます。

連携アプリと外部サービスの権限を見直す

LINEは他のアプリと連携できる機能が豊富ですが、過去にちょっと遊んだだけのアプリがそのままになっていることがよくあります。「LINE設定」から「連動アプリ」や「連携中のサービス」の一覧が確認できるので、不要なものは片っ端から削除していきます。

例えば懸賞アプリやポイントサイト系は、結構な頻度でLINE情報へのアクセスを求めます。それ自体は便利なんですが、数が増えるとリスクの窓口も増えてしまうわけです。私は本当に今使っているものだけを残して、残りはお別れしました。面倒ですが、ここも地味に大事な部分です。

月一回は設定全体をざっと見直す

最後に習慣の話になりますが、私は月に一回、LINEの設定画面をざっと眺めるようにしています。新しい機能も追加されるので、知らないうちにデフォルト設定が変わっていることもあるんですよね。チェックリストは作っていませんが、「パスワード・二段階認証・連携端末・通知」の四項目だけは毎回確認しています。

この地味な作業を続けるだけで、アカウント乗っ取りのリスクはかなり下げられるはずです。乗っ取りは突然やってきますが、対策は日々のちょっとずつで十分。面倒くさがらずに、少しずつ続けていきましょう。

以上、私が実際にやっているLINEアカウントの乗っ取り対策でした。一度に全部やる必要はないので、まずは二段階認証だけでもオンにしてみてください。しばらく続ければ、それが当たり前の習慣になっていきますよ。同じように心配な方は、今夜にでもぜひ設定を見直してみてください。