LINEの友達リストを100人以下にしたら通知の質が変わった話
LINEの友達リストを見返していたら、登録人数がいつの間にか100人を超えていた。昔の職場、学校、イベント、短期のアルバイト、サービスの問い合わせ先。今はほとんど連絡を取っていない相手まで、同じ画面に並んでいる。
人数が多いこと自体は、しばらく気にならなかった。必要になったら検索すればいいし、トーク履歴も残っている。けれど、通知が届くたびに「これは本当に今見るべきものか」と考える時間が少しずつ増えていた。
そこで、友達リストを整理して100人以下にしてみた。大掃除のように一気に削除したわけではなく、現在の生活に関係しているか、今後も連絡を取る可能性があるかを基準にして、少しずつ見直した。
すると、通知の数だけでなく、通知を見たときの受け取り方まで変わった。LINEが静かになったというより、自分にとって意味のある連絡が前に出てくるようになった感じだ。
100人を目標にした理由
最初から「100人以下にしなければ」と思っていたわけではない。友達リストの人数が増えるほど偉いわけでもないし、少ないことが正解でもない。ただ、100人という数字は、自分が一人ずつ確認できる現実的な目安になった。
リストを開いて名前を眺めると、誰なのかすぐ思い出せない人がかなりいる。アイコンや表示名が変わっていると、つながった経緯すらわからない。連絡先を保存している安心感より、管理できていない感じのほうが大きくなっていた。
そこで、人数を減らすことを目的にしつつも、単純な断捨離にはしないことにした。現在の生活に必要な連絡先、家族や友人、仕事や手続きで使う相手を残し、過去のつながりをいったん整理することにした。
消したのは人間関係ではなく入口
LINEの友達から削除したからといって、その人との思い出まで消えるわけではない。写真やメール、SNSなど別の手段でつながっている相手もいる。連絡先を整理することと、関係を否定することは別だと考えるようにした。
特に迷ったのは、数年に一度しか連絡を取らない人だった。以前なら「いつか連絡するかもしれない」と残していたが、その“いつか”が何年も来ていないなら、必要になったときに別の方法で探せばいい。
友達リストは人間関係の標本ではなく、普段使う連絡手段の一覧だ。ここを現役の連絡先だけに近づけると、LINEを開いたときの視界がかなり軽くなる。
通知の中身が見えやすくなった
整理前は、通知が届くたびにトーク一覧を確認していた。公式アカウントのキャンペーン、昔のグループ、ほとんど読まないオープンチャットなどが混ざるため、本当に急ぎの連絡が埋もれやすい。
友達リストを減らした後は、通知が来たときに「誰から何の用件か」をすぐ判断できるようになった。通知件数が劇的に減ったというより、不要な情報が視界に入る頻度が下がった印象だ。
通知の質というのは、重要なメッセージだけが届くという意味ではない。自分にとって関係の深い相手からの連絡を、余計なノイズに邪魔されず確認できる状態のことだと思う。設定画面を見直すときは、通知設定の見直しに関する情報も参考になった。
残す基準を決めてから迷いが減った
整理の途中で毎回悩まないように、残す基準をいくつか決めた。今後連絡を取る予定があるか、連絡先がLINEしかないか、過去半年から一年の間に実際のやり取りがあったか。このあたりを順番に確認した。
逆に、名前を見ても誰かわからない、グループから退会している、別の連絡手段がある、広告やキャンペーンしか届かない相手は候補から外した。ただし、削除に抵抗がある場合は、すぐ消さずに非表示や通知オフで様子を見る方法もある。
残したい相手を感情だけで決めると、結局ほとんど削除できない。必要性と現在の関係を分けて考えると、思ったより落ち着いて判断できた。
通知とトークを一緒に整える
友達リストだけ減らしても、トーク一覧や公式アカウントが散らかったままだと、通知の見通しは完全にはよくならない。そこで、不要なトークを整理し、通知を受け取る対象もあわせて見直した。
特に効果を感じたのは、通知オフにしていたグループの扱いだ。もう参加していないものや、情報収集のためだけに入っていたものを確認し、必要なものだけ残した。トーク履歴を消すかどうかは、必要な写真やメモがないか確認してから決めている。
見直すときに確認した項目は次の通りだ。
- 公式アカウントの配信を止める
- 動いていないグループを整理する
- 通知オフのまま放置したトークを確認する
- 重要な相手の通知設定を優先する
そのうえで、LINEを開く時間帯も少し決めた。仕事中や寝る前にすべて反応しようとせず、急ぎでない通知はまとめて確認する。通知を減らすだけでなく、通知に振り回されない使い方に変えることが大切だった。
日常的に残す情報を選ぶときは、メッセージだけでなく、自分が何を見たいのかも基準になる。たとえば、関東で見たものや出かけた記録を振り返るときは、関東厳月記のような個人の記録を読むほうが、流れていく通知より印象に残ることもある。
減らした後に起きた小さな変化
一番わかりやすかった変化は、LINEを開く回数が減ったことだ。以前は未読の数字があると、とりあえず確認していた。整理後は、未読があっても内容を予想しやすくなり、急いで開く必要がなくなった。
もう一つは、返信の先送りが減ったこと。誰から来た通知なのかがすぐわかるので、短い返事ならその場で返せる。後で返そうと思って忘れることが減り、トークをため込む感覚も薄くなった。
スマホを見る時間が大幅に変わったわけではないが、目的なくLINEを開くことは確実に少なくなった。アプリを消すほどではないけれど、自分の使い方に合わせて入口を狭くするだけで、かなり快適になる。
少ないリストを維持する方法
一度整理しても、新しいつながりは少しずつ増えていく。連絡先交換をしたら、とりあえず追加して放置するのではなく、必要なやり取りが終わった時点で残すかどうかを考えるようになった。
すぐ削除するのが気になる場合は、月に一度だけリストを確認する方法も続けやすい。大きな作業にせず、最近使っていないトークや通知の多いアカウントを数件確認するだけでも、リストが膨らみにくくなる。
今後も残す基準は、次のようにシンプルにしておくつもりだ。
- 現在も連絡を取る相手か
- LINEでしかつながっていない相手か
- 通知やトークを見たときに内容を把握できるか
100人以下にしたことに特別な意味があるわけではない。自分の生活に対して、連絡先の数が多すぎると感じたから整理しただけだ。それでも、通知の質や返信のしやすさまで変わったのは予想以上だった。
LINEを開くたびに情報が多いと感じているなら、まず友達リストの人数ではなく、最近ほとんど使っていない相手やアカウントを確認してみるといい。今の自分に必要な連絡先だけを残して、通知が本当に見たいものを知らせる状態に戻していこう。