ドラクエウォークでレベル上げより道具集めが楽しいと気づいた日
ドラクエウォークを始めたころは、とにかくレベルを上げることが正義だと思っていた。強いこころを集めて、上級職を目指して、少しでも高いほこらに挑戦する。歩数も経験値も多いほど得をした気分になれるので、目的地までの道のりも効率で考えがちだった。
ところが、ある日からモンスターを倒したときに落ちるアイテムや、回復スポットで手に入るものを眺める時間が妙に楽しくなった。経験値の数字が増えるより、足りなかった素材が集まった瞬間のほうがうれしい。今回は、そんな遊び方の変化を、普段からゲームやアプリの話を書いている個人ブログらしく、ゆるく振り返ってみる。
レベル上げが目的だったころ
最初は、パーティーを強くすることが冒険の中心だった。新しい章が追加されるたびに推奨レベルを確認し、足りなければ自宅周辺を歩き回る。メタル系のモンスターが出れば喜び、経験の珠を使うタイミングを考え、レベルアップの演出を待つ。この流れはわかりやすく、遊び始めたばかりの時期にはかなり気持ちいい。
ただ、レベルが上がるほど次の目標までの距離も長くなる。1回の散歩で数レベル上がる時期を過ぎると、数字の変化が小さくなっていく。強くなっているはずなのに、画面を見たときの達成感が少しずつ薄れていった。
どうぐぶくろを眺める楽しさ
そのころから、戦闘後に手に入るアイテムへ目が向くようになった。やくそうやまほうの小ビンのような身近な道具でも、回復しながら長く歩けると思うとありがたい。イベント中なら専用アイテムや交換素材が増え、普段なら通り過ぎる場所にも寄り道する理由ができる。
道具集めは、レベルのように一気に大きな数字が動く遊びではない。それでも、あと少しで交換できる、次の強化に必要な分がそろった、といった小さな区切りがたくさんある。今日は経験値が少なかったなと思う日でも、アイテム欄を見るとちゃんと成果が残っている。
散歩の目的が少し変わった
レベル上げを優先していると、効率のよいルートばかり選びたくなる。モンスターが多い道、回復スポットが密集している場所、目的地を置きやすい広い公園。もちろん効率を考えるのも楽しいけれど、同じ道を何度も歩くと、ゲームが作業に近づいてしまう。
道具を集める意識が強くなると、普段は歩かない細い道にも興味が出てくる。少し遠回りしてツボを割り、イベントの対象モンスターを探し、見つけたスポットを回収する。実際の散歩にゲームの小さな目的が重なり、歩くこと自体が少しだけ冒険っぽくなった。
集める対象が増えるほど楽しい
ドラクエウォークには、経験値以外にも集められるものが多い。モンスターのこころ、心珠の材料、イベント交換用のアイテム、ふくびき券、強化に使う素材など、遊び方によって気になるものが変わる。全部を完璧に集めようとすると大変だが、今ほしいものを一つ決めるだけで散歩の方向が見えてくる。
個人的には、こころ集めも道具集めに近い感覚で楽しんでいる。理想のグレードを狙うと時間がかかる一方、まずは使えそうなものを確保できれば十分という気楽さもある。ゲーム関連の話を気ままに読むなら、ゲームの記事を眺めるような感覚で、攻略情報も必要な部分だけ拾うくらいがちょうどいい。
自動戦闘に任せる時間も悪くない
歩きながら毎回画面を操作するのは難しいので、基本は自動戦闘に任せている。目的地に向かう途中で適度にモンスターを倒してくれれば、それだけで経験値とアイテムが少しずつ増える。画面を凝視せず、信号待ちや休憩中に状況を確認するくらいが安全面でも安心だ。
自宅で整理するときは、不要な装備を売ったり、道具の所持数を確認したりする。この時間も妙に楽しい。パソコンの設定を試しているときにログやファイルを整理する感覚に近く、以前PXEブート設定の記事を読んで環境を整えたときのような、細かな管理の面白さがある。派手な戦闘より、準備と整理が好きなのかもしれない。
数字より実感を残す遊び方
レベルは上がった瞬間がわかりやすい反面、次のレベルまでの長い道のりも見えてしまう。道具や素材は、集めた結果が交換や強化に直結するため、少量でも使い道を実感しやすい。イベント終了までに必要な分を集める、と期限を決めると、無理なく目標も作れる。
もちろん、レベル上げが不要になったわけではない。新しいコンテンツに挑むにはレベルや装備の強化が必要だし、強くなれば行ける場所も増える。ただ、レベルだけを見ていると疲れる日に、道具集めへ視線を移せるようになった。遊び方が一つではないと気づいたことが、いちばん大きな変化だった。
| 遊び方 | うれしい瞬間 | 疲れやすいところ | 向いている気分 |
|---|---|---|---|
| レベル上げ | レベルアップや新しい職業の解放 | 必要経験値が大きくなる | 強くなった実感がほしい日 |
| こころ集め | 欲しかったグレードを入手したとき | 欲しいこころがなかなか出ない | 周回に集中したい日 |
| 道具・素材集め | 交換や強化に必要な数がそろったとき | 所持数や使い道の管理が必要 | 散歩をゆるく楽しみたい日 |
| イベント回収 | 限定アイテムを取り切ったとき | 開催期間を意識する必要がある | 短い目標を達成したい日 |
気楽に続けるための小さな決めごと
道具集めを中心に遊ぶなら、最初から全部を回収しようとしないほうがいい。イベントアイテム、回復アイテム、強化素材など、その日に優先する対象を一つか二つに絞ると、画面を見るたびに迷わずに済む。
- 散歩に出る前に、集めたい素材を一つ決める
- レベルやこころの結果を毎回細かく確認しすぎない
- 回復スポットやイベント対象を見つけたら寄り道する
- 帰宅後に道具と装備をまとめて整理する
- 取り切れない報酬は無理に追わず、次の楽しみに残す
ドラクエウォークは、強さを追いかけるゲームでありながら、歩いた道の記録や偶然の発見も楽しめるゲームだった。レベル上げに少し疲れた日は、道具ぶくろに増えた小さな成果を眺めてみる。次の散歩では、経験値ではなく、まだ集まっていないアイテムを目印に歩いてみてほしい。いつもの道が少し違って見えたら、その時点でもう十分に冒険になっている。