
仕事や学校で日本語・英語以外の言語を使う機会があり、資料やレポートを作成するときにパソコンで日本語・英語以外の言語を扱いたい。
そう思ったことはありませんか?
Windows10ではデフォルトで入っている日本語以外にも
韓国語やフランス語など、日本語・英語以外の言語をパソコンにインストールしてキーボード入力することができます。
今回はWindows10に、韓国語やフランス語など日本語以外の言語をキーボード入力する方法を説明していきたいと思います。
地域によってはその地域独特のキー配列が適用されている場合もありますが
キーボードのキー配列は世界的に統一されていて、英文字配列、Shift、Ctrl、Alt、数字の配置は一緒です。
目次
Windows10に韓国語やフランス語などの言語をインストールする
まずWindowsのスタートのメニューの中の「設定」を選択します。
歯車のアイコンが設定です。

Windowsの設定を開いたら「時刻と言語」を選択します。

時刻と言語のメニュー欄から「地域と言語」を選択します。

地域と言語の設定一覧から、「+言語を追加する」を選択します。

各国の言語が出てきます。
ここでWindowsにインストールしたい言語を選択します。
今回は韓国語を選択してみます。

選択した言語をインストールする際の詳細設定が表示されます。
●自分のWindowsの表示言語として設定する。
パソコンの表示言語が選択した言語に変換されます。
●音声認識(18MB)
パソコンで音声認識を使う際に設定した言語を使用できるようにします。
●手書き入力(26MB)
IMEパッドの手書き入力に選択した言語を追加します。

設定し終わったら「インストール」を押してWindowsに選択した言語をインストールします。

インストール完了後、オプションで詳細設定ができます。
一度開いてみて、目的に合った設定にしてください。

オプションではインストールした言語の詳細設定ができます。
●音声認識(14MB)
パソコンで音声認識を使う際に設定した言語を使用できるようにします。
●ハードウェア キーボードレイアウト
キーボードレイアウトが選べます、韓国語の場合デフォルトは「韓国語キーボード(101キー)Type1」です。
・「韓国語キーボード(103/106キー)」
・「韓国語キーボード(101キー)Type1」
・「韓国語キーボード(101キー)Type2」
・「韓国語キーボード(101キー)Type3」
の4つの中からキーボードのタイプを選べます。
●キーボードの追加
キーボードの設定を変更できます。
デフォルトはMicrosoft IMEです。
●その他の設定(オプション)
Microsoftのキーボードが追加された際、選択したキーボード設定からキーボードの入力方式が設定できます。
韓国語のキーボード設定の場合
- 2ボル式(一般的なキーボード入力)
- 3ボル式390
- 3ボル式Fainal
の3種類が選択できます。
Windows10にインストールした韓国語やフランス語などを日本語入力から切り替える
マウス操作で入力言語を切り替える
韓国語やフランス語がインストールされると、IMEの横に「言語選択」のアイコンが表示されます。
デフォルトで設定している「J」は日本語入力です。
このアイコンをクリックすることでインストールした言語を選択できるようになります。


韓国語を選択すると、パソコンに表示される文字は日本語のまま、入力形式だけ選択した言語形式になります。
下図は試しに検索ボックスにローマ字入力で「あいうえお」とキーボード入力した結果です。

ショートカットキーを使い入力言語を切り替える
入力言語を切り替えるショートカットキーも存在します。
対応するキーは「Shift+Alt」です。
インストールした言語が多数ある場合、インストールした順番に言語が切り替わっていきます。
例えば、韓国語、フランス語とインストールした場合
「日本語」→「韓国語」→「フランス語」→「日本語」
と、ショートカットキーを押していくことで切り替えることができます。
選択した言語に対応したキーボード配列を確認する
これでキーボードの入力形式を韓国語やフランス語などの日本語以外の言語に変更することができましたが
キーボードの文字配列に関しては日本語のままで不自由ですよね。
そこで、入力したい言語に対応するキーボードの文字配列を確認するために「スクリーンキーボード」を使います。
Windows10には選択している言語に対応した「スクリーンキーボード」という機能が備わっています。
スタートボタンをクリックすることで現れるメニューの一覧に「Windows簡単操作」というフォルダがあり、その中に「スクリーンキーボード」があります。

スクリーンキーボードを起動すると選択している言語に対応したキーボードの文字配列が表示されます。

注意したいのは、キーボードの配列は「デスクトップ型のキーボードの配列」なので
ノートパソコンのキーボード配列とは異なるという点です。
選択した言語によっては配列に違いが生じる可能性があるので
スクリーンキーボードは「目安」として確認するもの、と思っておいてください。
最後に
今回は主に韓国語で説明しましたが
Windows10にインストールできる言語は多数あります。
仕事や学校で日本語や英語以外の言語をパソコンで入力する機会がある場合に、言語のインストールとスクリーンキーボードは非常に便利なので
日本語や英語以外の言語をパソコンで使いたい方は是非参考にしてみてください。