
正直「仕事を辞めたい」という気持ちで仕事をされても会社にとってプラスにはならないです。
むしろマイナスですよね、溜め息や愚痴を言わないとしても「嫌々仕事している」というのは周りにわかるので、周りの士気(モチベーション)の低下にもつながってしまします。
だから辞めるといった意向を伝えても、会社によっては易々と辞めさせてくれないことがあります。
「今居なくなると困る」「無責任だ」なんていう慰留ハラスメントを平気で行う上司もいます。
上司のその時の気分だけで物事を捉えられても「こんな人の下で今後も働くとか無い」という気持ちだけが膨れ上がるばかり。
こういった辞める際の会社とのやりとりなど、ほとんどムダでしかないですよね。
理由があるから辞めるのだし、もう辞めると決めている。たとえ引き留められても、お金を積まれても、モチベーションは上がらない。
そもそも働く環境の改善をするのが会社・責任者の責務であって、働く側が環境を変えるなんて「辞めて次に行く」しか無いですからね。
環境が合わなければ辞めるしかないわけです、会社が環境を変える気が無ければ会社にとっても人材ミスマッチの早期解消になりますから。
目次
「基本的な退職までの流れ」が崩れつつある
本来会社を辞めるのであれば
- 会社の就業規則に定められた期間内(1ヵ月前、2週間前など)に、直属の上司に退職の旨を伝える。
- 退職に伴い、引き継ぎやスケジュールの調整を行う
- 退職
という流れが「暗黙の了解」となっています。
会社側としても「業務上の都合」というものがあり、人がいなくなり業務が回らなくなることで不利益を被る可能性があるわけです。
故に、仕事を辞める、と切り出すにあたって一番困るのが「暗黙の了解の①」ではないでしょうか?
退職願を提出するのは、直属の上司から退職の了解を得た後なのですが
退職に伴なって後任を決めたり、引き継ぎのスケジュールを組む必要があるので、退職の意思表示を受けた上司は部門長や役員などと話し合わなければなりません。
そうした流れもあり、「今辞められると困る」といった慰留ハラスメントがおこるわけです。
しかし最近はこの流れが壊れつつあります。
仕事の辞め方が「退職代行」により変化している
辞めることでの会社側の負担や円満退社、上司の考えなどといった「会社の都合に合わせた仕事の辞め方」を考えないといけないという考えが変化してきています。
基本的にすべての労働者は法律によって退職する自由が認められています。民法627条1項で規定されているので確認してみましょう。
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
(民法627条1項)
法的には、退職の意思表示から2週間が経過すればいつでも辞められるようになっています。
なので会社に個々に存在する就業規則規則に沿った退職スケジュールを組む、といった「会社に合わせる退職方法」というのは本来なら個人が考えなくても大丈夫なのです。
人がいない?適正な人材確保は会社の問題であって、あなたの抱える問題ではありません。
これは日本の「暗黙の了解」という考え方の悪い部分ですよね。
少し前までなら「やることもやらずに権利だけ主張するのか」「無責任だ」といった言葉も今ではハラスメントと認識されるくらいです。
快く送り出してもらう?
円満退社?
周囲への配慮?
それは自分を殺してまでやらなければならないことですか?
この考え方、もう古くなっています。
「辞めたい」
最近はそう思った時点で人は仕事を辞めて次へチャレンジしています。
退職代行サービスを使うと「今すぐ仕事を辞めることができる」
現在、退職代行サービスを行っている業者が増えてきています。
ですので、退職代行サービスを利用する場合、業者の見極めが大事になってきます。
弁護士が在籍している場合であれば間違いないですが、弁護士が在籍していないところでも、顧問弁護士をつけて非弁行為にならない限定的な業務を行っているのであれば、違法のリスクは低いです。
その中でもオススメの退職代行サービスを紹介します。
退職代行「EXIT」
正社員は5万円、アルバイトは3万円というわかりやすい料金設定になっており、しかも退職成功率は「100%」。
退職代行「EXIT」を利用すれば間違いなく会社をやめることができます。
まずはLINEか電話、公式ウェブサイトに連絡。
その際に必要な情報は、「会社の責任者の名前」「会社の連絡先」「退職希望日」などです。
その後にお金を振り込むと、「EXIT」が会社に「退職」の電話をする、といった流れになります。
会社とのやり取りは郵送だけになるので、会社に出向く、顔を合わせるといった必要がありません。
「EXIT」が代わりに退職に必要な連絡を代行、退職が完了するまで電話・メールにて回数無制限で対応してくれます。
会社から連絡が直接来ないというのは100%無いとは言い切れないみたいですが、会社からの電話は無視で大丈夫とのこと。
もし今の職場がつらいと感じていたり、辞めさせてもらえない状況なのであれば「EXIT」にまず相談してみてください。
退職代行Jobs
顧問弁護士監修の退職代行サービスで、退職代行Jobsは顧問が顔を出し、正面から代行の安全性を守ります。
※期間終了後は正規料金49,800円での提供となるとのこと。
まずはLINEか電話、公式ウェブサイトに連絡。
その際に必要な情報は、名前(ニックネーム可)やメールアドレス、お問い合わせ内容といったものだけなので相談しやすいです。
相談後に退職の流れを確認、お金を振り込むと、Jobsが会社に「退職」の連絡、
その後Jobsのテンプレートを使った退職届を郵送で会社に提出するといった流れになります。
会社とのやり取りは郵送だけになるので、会社に出向く、顔を合わせるといった必要がありません。
Jobsが代わりに退職に必要な連絡を代行、退職が完了するまでLINE・電話・メールにて回数無制限で対応してくれます。
会社から連絡が直接来ないというのは100%無いとは言い切れないみたいですが、会社からの電話は無視で大丈夫とのこと。
もし今、会社に行くのが辛い、辞めることを上司に言えない、退職届を受け入れてくれない、というような状況の人は一度検討してみてください。
汐留パートナーズ法律事務所の退職代行サービス
弁護士事務所による退職代行サービス。
非弁業者と異なり、法律的に対処するので安心の退職代行サービスです。
弁護士による退職代行のご案内
退職できない方への「退職代行サービス」をご利用される方は年々増加しています。 利用者増加に伴い、退職代行業者も増えていますが、民間業者では強引に退職を行い、退職後のトラブルも目立つようになってきているようです。 退職した会社から損害賠償請求を起こされ争うような事態もありえますので、退職代行を依頼する業者選びは非常に重要となります。 弁護士が直接対応しない代行業者は、退職後のリスクを隠し話さず手続きを進めるケースがあります。
退職後トラブルになってしまった場合、弁護士以外は対応できません。
~汐留パートナーズ法律事務所の退職代行サービスのウェブサイトより引用~
料金体系は以下のようになっています。
相談料 | 無 料 |
---|---|
着手金 | 54,000円(税込) |
オプション費 | ※未払給料・残業代・退職金 等の請求に関して着手金無料 成功報酬 経済的利益の20% |
こちらは何といっても「弁護士が退職代行を行ってくれること」
- 退職意思、退職届の提出代理
- 即日退職も可能
- 会社に行かず誰にも会うことがなく退職可能
- 精神的な苦痛・悩みからの解放
- 会社から損害賠償請求された場合の交渉
といったすべての事柄を弁護士が代わりに代行してくれます。
まずはLINEかメール、公式ウェブサイトに連絡。
実際に依頼するタイミングで54,000円を銀行振込を実施し、振込確認ができたら退職代行が実施されます。
- 無料相談:LINEやメールで相談し、気になる点や疑問点を聞きましょう。
- 依頼:依頼を決めた場合は、質問項目に答えます。
- 入金:提示された銀行口座に銀行振込を実施
- 退職実行:担当のスタッフが連絡を実行してくれます
- 退職完了:必要書類が届き次第、退職は完了となります。
そして他の退職代行サービスと違う点は残業代や退職金といった金銭リスクを気にしなくていいことです。
金銭の請求に関しては、オプション料金となっていますが、着手金は必要なく、成功報酬だったこともあり安心して利用することができます。
退職代行サービスを使う時の注意点
退職代行サービスの業務は、本人に代わって電話で会社を辞める意向を伝える、ということだけですから、特に業者によってサービスの質が大きく変わるということはありません。
会社側が退職を認めなくても、退職代行業者が交渉をすることはできないですし、退職代行サービスが会社に置いてきた私物を取りに行くなんてこともしません。
退職代行サービス業者を選ぶときに大事なのは、非弁行為になるようなことをしていないかどうか、そこだけです。
また
- サービス残業や給料の未払い
- 不法な長時間労働
- 悪質なパワハラによる心身障害
などといった、会社との法律交渉が必要となるケースは、泣き寝入りしたり業者で済ませずに
近くの労働基準監督署、法テラス、弁護士等にご相談してみましょう。
仕事を辞めることは「次へのステップ」だと考えよう

前述しましたが
「辞めたい」と思った時点で、他の人は仕事を辞めて次へチャレンジしています。
「ここを辞めたら次はない」と思っていませんか?
ゆっくり休んで冷静に考えてみてください、意外に転職先はあります。
追い詰められていると、そういうことも見えなくなってしまうんです。
職場から逃げ出すことは「悪」ではありません、自分を守るのは会社では無くて自分自身です。
次に何するか決まってなくても会社を辞めていいんです、無職のだらだら期間が多少あっても問題はありません。
問題は
「自分が不満と感じている現状、それが続くのが自分にとって『幸せ』なのか」
違うと思うなら変えるべきです。
環境は待ってても変わらないですからね、自分で環境を変えていく、それには行動あるのみです!
ですが仕事を辞める際の会社とのやりとりなど、ほとんどムダでしかないので、
スパっと辞めたいのであれば退職代行サービスをオススメします。