
※2019年8月1日:続報
サービス開始直後から不正利用被害が生じ、サービスを一時停止してセキュリティー強化を進めていたみたいですが、
抜本的対策の完了に時間がかかるほか、サービスに対する利用者の不安も高まっており、サービス継続は困難と判断したみたいで
2019年9月30日24:00をもって、全てのサービスが終了(廃止)されることが決定しました。

2019年7月4日追記:7pay不正利用被害発覚による7payの今後と対応とです。

実際に店員さんに「nanacoに残っている残高を7payに移せないの?」と聞いて来ました。
7payを使うにあたり一番気になることだと思うんですよ、だってnanacoにまだ残高残ってるんですよ?
目次
nanacoの残高を7payに移す(引き継ぐ)ことはできるのか?
答えは
「申し訳ありません・・・できないんですよ・・・」
知ってました、公式にそれらしきこと書いていませんでしたからね・・・
第3者にnanacoを悪用される恐れがあるので見送った、と思うのですが
しかし万が一ということもありえたので実際に聞いてみたわけです、できたらラッキーじゃないですか。
余ったnanacoの残高はどうすればいいのか?【7payのポイント付与率について】
さて、実際に7payで支払った時とnanacoで支払った時の違いについてです。
まずは7月1日から変わったnanacoポイントの付与率について
7月1日からセブンイレブン店頭でのnanacoでのポイント付与率が変更になります。
【変更前】
nanacoでのお支払い100円(税抜)ごとに1ポイント付与
【変更後】
nanacoでのお支払い200円(税抜)ごとに1ポイント付与
nanacoポイントの付与率が実質半減しています。
そしてこのポイント付与率は7payも一緒です。
しかしセブンイレブンでは2019年7月1日から10月31日まで
セブンイレブンで7payを使って買い物をすると、2倍のnanacoポイントをゲットできるキャンペーンが実施されています。
そして9月1日から「セブンマイルプログラム」がスタートするとnanacoポイントと同じレートでセブンマイルが貯まるようになります。
注意したいのは9月1日から「セブンマイルプログラム」は現在の形から一新して、1マイル=1nanacoポイントに変換できるようになることです。
現在は付与されたセブンマイルの獲得ポイントランクにより自動でnanacoが付与されていましたが9月1日からはこのシステムを廃止します。
つまりポイント付与率2倍キャンペーンが終わったとしても、nanacoで支払うより7payで支払ったほうがお得なわけですね。
ここで注目したいのはポイントが付与されるのは「200円から」。
つまり200円しない買い物をするときはnanacoだろうが7payだろうがポイントは付与されません。
ちょっとコーヒー飲みたいな~、とか
おにぎり一個食べとくか、とか
そんなちょっとした買い物の時にnanacoを使って残高を減らしていくしかないですね・・・
7payのポイント付与率は9月1日から10月31日のポイント2倍イベントとセブンマイルが重なり、もらえるポイントが増えるので
それまでには7payに切り替えておきたいですよね。
しかし、上記で7payのほうがお得と書きましたが、実際のところポイント付与率は「条件が厳しくなっただけで前と変わらない付与率」なんですよね・・・
注意:以下の商品やサービスは還元の対象外になっているので注意が必要です。
- セブンネットショッピング以外のインターネットショッピング
- 切手
- はがき
- 印紙
- クオカード
- ビール券
- 酒クーポン券
- iTunesカードなどのPOSAカード
- プリペイド携帯カード
- たばこ
- 映画券前売券
- 地域指定ゴミ袋
- ゴミ処理券
- スキーリフト券など
2019年7月4日追記:7pay不正利用被害発覚による7payの今後と対応とです。

ところで7payって何?7payの使い方は?
セブンイレブンが独自に始めたQRコード決済サービスです。
「利用者提示型(ユーザーがQRコードを読み込む)」だけでなく「店舗読取型(店員がバーコードを読み取る)」での実装されており
レジ前での決済が従来よりもスムーズに流れることが期待されています。
事前に店頭レジやセブン銀行ATM、各種クレジットカードから残高にチャージして、アプリからQRコード/バーコードを表示してレジで提示すると買い物ができます。
- 1. セブンイレブンアプリを起動する
- 2. 画面下の“7pay 支払い/チャージ”をタップする
- 3. レジで「セブンペイでお願いします」とQRコード・バーコードを見せる

さて、ここまでは他社のコード決済と変わりませんね。
ちなみにセブンイレブンは他社のコード決済も解禁しています。
対応するコード決済はPayPay、LINE Pay、メルペイアリペイ、WeChat Pay。(※d払いやOrigami Pay、楽天ペイには未対応みたいです。)
この他社のコード決済と違うのは「セブンアプリに付与されたクーポン券の併用」です。

「まとめて使う」ボタンなんてありませんでしたよね・・・?
セブン-イレブンアプリでは7pay対応に併せて、複数のクーポンを同時に利用できる機能も搭載しています。
クーポンの画面の各クーポンに用意されている「まとめて使う」ボタンをタップしたあとに右上の「まとめて使う」をタップすれば
複数のクーポンのバーコードを一覧表示できるようになっています。
ここから7payのバーコードを呼び出すことも可能で、複数クーポンの使用と7payの決済がスムーズに行えるようになっています。
- 1. セブンイレブンアプリを起動する
- 2. クーポンタブを選択
- 3. クーポンの「使う」または「まとめて使う」をタップ
- 4. レジで「クーポンを使いたいのですが」と告げてクーポンのバーコードを見せる
- 5. スキャンしてもらう
- 6. “7pay 支払い/チャージ”をタップする
- 7. 「セブンペイでお願いします」とQRコード・バーコードを見せる
・・・クーポンだけを使って決済は他社、なんてこともできますけどねw
7payのチャージ方法

7payのチャージ方法は5つ用意されています。
- クレジットカード・デビッドカード
- セブン銀行(デビットカード)
- セブン銀行ATM
- nanacoポイント
- レジで現金チャージ
●クレジットカード・デビットカード
登録することでいつでもスマホで登録したカードから金額をチャージできます。
●セブン銀行ATM
セブンイレブン各店にあるセブン銀行ATMで7payに残高をチャージできます。
- 1. セブン銀行ATMで「スマートフォンでの取引」を選択
- 2. セブンイレブンアプリを起動する
- 3. 画面下の“7pay 支払い/チャージ”をタップする
- 4. 「チャージ」タブをタップ
- 5. 「セブン銀行ATM」を選択
- 6. チャージ金額を入力する
- 7. 「金額を確定して次へ」をタップ
- 8.「許可」を選択するとQRコードを読み取るためのカメラが起動
- 9. ATMに表示されているQRコードを読み取る

●nanacoポイントを使う
所有しているnanacoポイントを残高にチャージできます。
- 全てのポイントを使う
- 一部のポイントを使う
の2種類が用意されています。

●レジで現金チャージ
nanacoと同様にレジで現金チャージできます。
- 1. セブンイレブンアプリを起動する
- 2. 画面下の“7pay 支払い/チャージ”をタップする
- 3. 「チャージ」タブをタップ
- 4. 「レジで現金チャージ」を選択
- 5. レジで「チャージをお願いします」とアプリに表示されているQRコード・バーコードを見せ、現金を渡す
まとめ
7pay決済は「スマホを取り出して起動し、セブンアプリを起動してから7payをタッチして店員に見せて読み取ってもらう」といった流れですが
nanacoモバイルの場合、スマホを起動せずにOFFの状態で決済用のパネルにタッチするだけで使用できました。
現時点ではポイント付与率を除けばnanacoのほうがいいんじゃないかな?と思ってしまいます。
nanacoとの違いを「何でカバーするのか」は
10月を目処にセブンイレブンだけでなく外部加盟店への利用拡大、そして2020年春以降にはセブン&アイグループ各社のアプリ連携も予定しているので
外部加盟店から付与されたポイントをセブン&アイグループのお買い物するための促進剤として利用する、といったところでしょうか?
今後の7payの動きに注目ですね。
話は変わりますが
セブンイレブンのコーヒーが好きで
ふらっと立ち寄ってコーヒーだけ買って飲むたびにnanacoポイントが1pついていたのですが、それがつかなくなったのは悲しいです。
あと地味にセブンイレブンのコーヒーが108円になっていました。
消費税増税の際に110円になるのでしょうね、まあそうなったとしてもセブンイレブンのコーヒーは美味しいから飲み続けますがw
2019年7月4日追記:7pay不正利用被害発覚による7payの今後と対応です。
